授業時間割

2024年4月〜2025年3月 通常授業時間割

   (高3クラス以外は間に10分間の休憩含む)


   ※都合により変更となる場合がございます。

   ※高3クラスは9月から平日17:30-19:10に移行します(曜日は8月に決定)。




[授業の構成・指導内容]

小5・6クラス

授業前半(50分)

テキストや自作のプリント等を使用して英語の「話す」「聞く」を中心に授業を行います。目的は、生徒さんが簡単な英語の表現を覚え、英語で簡単なコミュニケーションを取れるようになり、それを楽しく感じられるようになることです。

中学校や高校、塾で学ぶ文法や単語だけでは将来英語をコミュニケーションのツールとして使えるようにはなれません。最近、学校の授業では段々と会話に重点を置くようになってきましたが、授業の中でその場だけの練習で終わってしまったり、先生の英語(特に会話)のレベルが低くかったり、或いはテストが相変わらず文法や長文の問題が中心だったりすることが課題となっています。当スクールではこれらの問題を解決すべく、質の高い講師が英語を初めて学ぶ小学生が無理なく理解できる基本的な内容を扱い、 生徒さんが「話す」「聞く」力を楽しく身に付けられるよう授業を行っています。

当スクールが一般的な英語教室と異なることは、1)歌やダンスは行わない (その日習ったことを使っての簡単なゲームはほんの少しだけ行います)、2)授業は日本語で行うので、先生の英語が分からないまま授業が進むということがない (これはよくネイティブ・スピーカーの先生の授業で起こることですが、分からないままでは結局成果は出ません)、3)毎回、宿題の確認の為のテストや単元ごとのスピーキングのテストがある (練習したら終わり、ではなく、練習してできるようになったことを証明できて終わりとなります)の3点です。スピーキングの学習の一例としては、「こういう内容を英語ではどう聞き、どう答えるか」というような、状況ごとに使用する表現をしっかりと暗記していく活動などを行います。その為に、繰り返し同じ表現をペアで練習したり、1対1で口頭での確認テストを行ったりします。また、英語を「聞く」力を養う為に、CDの英語を聞いて理解できるよう練習したり、聞いた英語の内容を日本語で書き取ったりする活動等も行います。

授業後半(50分)

小学生用テキストと自作のプリントを使用し、英語の「読む」「書く」を中心に授業を行います。受験や定期テスト等の英語は「読む」「書く」ことが中心であることは長年変わっていません。生徒さんが近い将来、高校受験や大学受験で志望校に合格する為には、英語を「読む」「書く」力を早い段階から養うことが必要です。

そこで、授業後半は1年後、または2年後、中学校の英語の試験で高得点を取れるようになることを目標に学習します。具体的には、1)まずアルファベットを難なく読んだり書いたり出来るようになることから始め、次に2)中学1年生で学ぶ基礎的な単語について、意味は勿論、スペルもたくさん練習し、確認テストを行って着実に覚えていきます。そして 3)自作のリーディングのプリントを使い、英語を読むことに慣れていくようにします。リーディングの目的は、覚えた単語が文章の中で実際どのように使われているかを理解したり、はっきり意味が分からなくても前後の文脈から大体の意味を推測できるよう「英語の感覚」を磨いたり、 または音読を繰り返して文字と音の結び付きや英語らしい音の特徴(強弱や上がり下がり)等を学んだりすることにあります。

一般的な塾では、小学生の頃から中1で学ぶ文法を問題集でひたすら解いて覚えていくというような先取り学習の指導方法が多いですが、当スクールでは小学生の内は「英語は楽しい」「英語は簡単だ」という意識を持ち、さらに、基本的な単語を書けるようにすることや簡単な英語の文章を読めるようにすることを重視しているため、小6クラスでは文法は簡単な説明に留め、本格的な文法学習は中1クラスから行っています。

生徒さんが英語にだいぶ慣れてきた秋~冬頃から英検5級(中学初級程度)の問題も扱います。今まで学習してきたことを生かし「英語が分かる」ことを実感することにより、英語に対する自信が生まれ、英語学習における楽しさがより大きくなります。そしてスムーズに中学英語に移行します。

「小学5・6年標準クラス」と「小学5・6年発展クラス」の違い

小学5・6年生のクラスは経験・レベル別で2クラスあります。「小学5・6年標準クラス」は別名「小学5・6年1年目クラス」で、当スクールでの英語学習が1年目の生徒様向けクラスです。よって、新規ご入会の生徒様は原則こちらのクラスでの受講となります(ただし既に英語学習歴が一程度あり、英語の4技能(特に読み書きの能力)において一定の基準を満たしている場合は発展クラスでの受講が可能です)。

一方、「小学5・6年発展クラス」は別名「小学5・6年2年目クラス」で、当スクールで既に1年間学習し、2年目の学習となる生徒様が対象です。基本的な学習方法や内容は上述したものと同じになります。決して中学1年生の学習内容を先取りして授業を行うクラスではありません。「発展クラス」では「標準クラス」で学んだことを土台として、より高度な文法や単語を扱ったり、質疑応答においてもより詳しく明確に答えたりする等、英語の理解を深めさらにレベルを高める学習を行っていきます。

また、英検については、「標準クラス」が年度の後半から英検5級(=中学初級程度)合格に向けて英検5級の過去問に取り組むように、 「発展クラス」では英検4級(=中学中級程度)の問題に取り組みます。5級とは違い、4級では読解問題が出題され、リスニングでも現在だけでなく過去や未来の内容が扱われる等、より実用的な出題内容や形式となるので、 <「なんとなく」理解できるレベル>から一歩進んで<「明確に」理解し根拠を持って解答を選べるレベル>になることを目指します。

中1・中2クラス

文法(+長文)対策指導(約80分間)

大学入試等の教育改革は行われますが、それでも依然として最も基礎となり重要となるのは文法・長文だと思います。中1・中2の時期はしっかりとした基礎を固めることが最も重要です。学校では1年生最初のbe動詞(I am ~/You are~/She is~ /He is ~等)やThis is~/That is~、単数複数の単元くらいまではほとんどの生徒さんがついていけますが、複雑な文法事項である一般動詞の三人称単数(He plays baseball. / She studies English.等)になると1年生の恐らく約半分の生徒さんが理解が不十分となり、「英語は苦手」という意識を段々持ち始めてしまいます。
なんとなく理解して進んだ生徒さんも2年生になると動詞の過去形、助動詞等の暗記すべき項目が増え、さらに比較級・最上級、受身、現在完了形や関係代名詞等のより複雑な文法事項が出てくると、基礎という土台がしっかりしていないと「基礎問題はできても応用問題や長文、作文では歯が立たない」という状態になってしまいます。そこで中1・中2クラスでは学校の進度よりやや先を進みつつ、同じ単元を3、4種類の様々なテキストを使って基礎・標準・発展へと徐々にレベルを上げながら何度も学習します。しかしただ闇雲に量をこなすのではなく、重要ポイントをしっかり理解し意識しながら学習していきます。その中で時制や単数複数等、テストで減点されてしまうよくあるミスを減らしていく練習もしていきます。

リスニング・ライティング・スピーキング対策指導(約20分間)

授業の最後は、リスニング・ライティング・スピーキングの対策を行います。2024年度に大学入試が改革され、大学入学の為にライティングやスピーキングの力も必要になります。従来は、主に単語・文法・長文・リスニングの学習をしていれば十分でしたが、今後はそれらに加えライティングとスピーキングの能力を高めていかなければなりません。そこで当スクールでは、真壁の留学経験等で学んだライティング・スピーキングの技術を授業の中で生徒さんに存分にお伝えする為、市販のテキストだけでなく 真壁自作のテキストも用いて、設問に対して制限時間内に考え解答するなどの活動を行います。模範解答を多く提示するなどして生徒さんが良い解答を模倣し、自分の知識としていけるよう指導します。また、リスニング対策も十分に行い、現在栃木県立高校入試で100点中30点も配分されているリスニング問題にも生徒さんが余裕を持って対応できるよう準備をしていきます。

中3クラス

中3は学年末に高校入試という大事な試験を控えています。特に、生徒さんによって得意・不得意が大きく分かれる英語は、受験で武器になるか、それとも他教科の足を引っ張る教科となるかで合否を分ける重要なカギとなります。よって英語を得意科目とし、入試での得点源としていけるよう準備していくことはとても大切です。

D’s English Schoolの「将来英語を使えるようになること」という教育理念より、夏休み頃までは中1、2クラスの授業と同様に、リスニング・ライティング・スピーキングの対策も含め、総合的な英語の力を付ける為の指導をしていきますが、夏休み以降は文法・長文・リスニング対策中心の指導に特化します(高校入試ではまだスピーキングが含まれていないので、スピーキングの指導の割合は少なくなります)。

多量の県立高校入試の過去問や私立高校入試の過去問、更には東京都立高校入試等のハイレベルな過去問をたくさん解き、長文の速読力や文法知識、日本語記述問題の解答力等を養います。また、特に県立高校入試で得点差の出る和文英訳や自由英作文もじっくり時間を掛けて指導していきます。自由英作文については、どんな内容を書けば良いのか、どんな表現を使えばいいのか、また、どんな構成にすればいいのか等を細かく指導し、生徒さん一人一人の解答の添削と模範解答の提示と解説を行います。これは1クラスに20人も30人もいる大きな塾ではなかなかできないことです。この学習を通して、生徒さんは自信を持って自由英作文を書けるようになります。
上辺だけの解法テクニックではなく、どんな問題にも対応できるしっかりとした知識・読解力を養成します。そしてこれらの力は高校入試で役に立つだけでなく、高校入学後も高校英語を学んでいく上でのしっかりとした基礎となります。

高1・高2クラス

高1・高2クラスは共に、高3の大学受験の為のしっかりとした基盤作りを目的とした学習をしていきます。高校の英語は中学校の英語と比べものにならないほど覚えるべき単語・熟語の量が多く、さらに難解な文法事項も多くあります。中学校までは得意だった、或いはなんとかついていけたという生徒さんも、高校に入ってからは不得意になりついていけない、ということをよく耳にします。

そこでD’s English Schoolの高1・高2の授業では文法と単語に特に力を入れて指導し、長文やリスニング等も段階的に指導していきます。試験において最も配点の高い長文読解については、主に夏期講習や冬期講習で集中的に学習します。文脈をしっかりと追っていけるように練習し、授業の中で重要な単語・文法の解説を詳しく丁寧にしていきます。

高校英語のすべての根幹となる単語の学習には一番力を入れ、単語帳から出題する単語テストを授業開始時に必ず毎回行います。また、前回の授業の長文等で出た単語の確認テストも適宜行います。高3になった時にすぐに受験勉強が開始できる為の単語や文法等のまず初めに身に付けておくべき知識を徹底して養成します。ハイレベルになる為の日々の勉強テクニック等も丁寧に教えます。

高3クラス

中学~高校の6年間のスパンで考えますと、大学受験は6年間の英語学習の集大成と言えます。当スクールでは中1~高2クラスは1学年1クラスで授業を行っていますが、高3クラスでは生徒さんのレベルにより発展クラスと標準クラスの2クラスに分かれます。どちらのクラスに所属するかは生徒さんの希望ではなく、高2クラスの11月と3月に2回実力判定試験を行い、その結果によって適正クラスが決定となります(高3クラスからご入会される生徒さんは基本的に学校での模試の結果を基にクラスを決定しますが、必要に応じて実力判定試験を行います)。これはよく、「目指している大学のレベルが高いから発展クラスに入りたい」という生徒さんが多くいらっしゃいますが、実際は目指している大学のレベルとその生徒さん自身のレベルの差がかけ離れていて、学習する内容が難しすぎてその生徒さんに合っていなく、結果、授業を受けていてもほとんど実力が伸びない、ということが過去よくあったという反省からです。自分の実力に応じたクラスで適正なレベルの授業内容で学習し、着実にレベルアップをしていくことが目標大学合格する上で重要となります。

また、発展クラス、標準クラスのどちらのクラスでも、高1・2クラスから引き続き毎回単語テストを実施します。単語力の育成には決して終わりはなく、大学入試本番まで続きます。

発展クラスでは1年間掛けて大学受験の準備をしていきます。大学入学共通テストの過去問題や対策テキスト、難関国公立大学(東北大学、千葉大学、筑波大学等)の過去問題、そして難関私立大学(MARCHレベルや早慶上智等)の過去問題を中心に扱い、標準・発展レベルの文法問題集や長文問題集も使用します。大学入学共通テストでは100点中80点は最低限、出来る限り90点以上を取ることが発展クラスの目標です。基礎・標準レベルの問題演習では速く正確に解けるよう、知識の確認と弱点の補強を繰り返します。大学入試の過去問題演習では、高度な文法問題や難解な長文問題等に取り組み、応用力の養成と英語の感覚をさらに磨くことを目標に学習します。また、必要に応じて自由英作文等の指導も行います。

標準クラスではまず初めに約半年間基礎の最終確認を行ってから受験勉強に移ります。基礎・標準レベルの文法問題集と長文問題集で受験に必要な土台を構築したのち、大学入学共通テストの過去問題やテキスト、そして(主に日東駒専レベルまでの)私立大学の過去問題を中心に演習を行っていきます。大学入学共通テストでは100点中60~70点程度を目標としています。また、私立大学入試の対策では主に基礎・標準レベルの長文読解の問題や文法の選択問題等に取り組み、受験に必要な力を養います。ハイレベルな問題はあまり扱わず、基礎~標準レベルの問題に照準を絞り、解ける問題を確実に増やしていくことと、得点できる問題を確実に取ることを目標に授業を行います。

発展・標準クラスの両方において、D’s English Schoolでは大学受験終了後も大学での英語の授業、或いは就職のためのTOEICや留学の為のTOEFLでも役に立つ、本物の英語の力を生徒の皆さんが身に付けられるよう、丁寧にそして内容の濃い授業を行います。